食べることは命

「食べる」ということは、文字通り人間を形作ること。
健康に直結する因子だ。
宇宙を目指す身であれば、当然疎かにできない。

我が家の家訓は、「食べることは命」である。
これは、「食べることは命にかかわる重要なこと」という意味に加え、「食は人生の楽しみだ」というニュアンスも含んでいる。
（さらに言うと、「食べ物の恨みは恐ろしい」という含意も・・・）


また、出産準備で妻が実家に帰っている者として、ここに興味深い問題がある。
すなわち、
「栄養的に満足できるおいしいものを、いかに簡単に、安く摂るか」
ということだ。

人生は問題の連続だ。
最近ノイマンの伝記を読んで、彼の問題解決能力の素晴しさに、改めて感激した。
そんな私にとって、実に解き甲斐のある問題だ！
（といってもノイマンの問題は、いかに効率のよいコンピュータや核兵器を作るか、ということなのだが・・・）

今回の問題を整理すると、
　目的：食品を摂取すること
　条件：1. 必要栄養量を満たすこと
　　　　2. おいしいこと
　　　　3. 調達・調理に要する時間が短いこと
　　　　4. 価格が安いこと
ということになるだろう。
条件2は主観によるところが大きいが、その他は数値化できそうだ。
厳密な数値化はムリでも、かなり絞り込めるだろう。

というわけで、上記の問題に対する2006年9月3日の夕食の「解」は、以下のようである：



玄米ごはん、納豆、豚キムチ、コマイ、豆腐、めかぶ吸い物、野菜ジュース
計：348円

買出しに行ったり、肉・魚を焼いたりで多少時間はかかったが、わりとウマく満腹だ。
外食の場合、値段が高い割に栄養的に満足でないことが多い。
それよりはよい解になっただろうか。

搭乗候補者リスト

今朝は職場の健康診断に行く。

「9月に予定されているパラボリックフライト実験の搭乗候補者リストに入っている者は、健康診断を受けておくように」
と助教授からメールが入っていた。

実際に乗るかどうかは未確定だが、もし乗らないにせよ、健康診断のデータが得られるのは楽しみだ。

偽・高脂血症！？

4月始めに近所の病院で受けた血液検査で「高脂血症」と診断された。
中性脂肪とコレステロールの値が、正常値を超えていたのだ。

ポストを開けてみると、赤十字からの葉書が。
楽しみにしていた血液検査の結果だ。
ちょうど1週間前に行ってきた、献血の時のものだ。

葉書のシールをゆっくりとめくる。
献血の検査項目に中性脂肪は入っていないので、これについては分からない。
しかし、コレステロールは十分に正常値だった。
先日近所の病院での血液検査は、測定エラーか、それとも短期間のうちにコレステロールが減少したのか。

赤い400ml

専門学校で講義をした後、枇杷島のスポーツセンターに行く。
施設が思いのほか立派だったので感動。
税金は、こういう施設に使って欲しいものだ。
プールで1200mを55分かけて泳ぐ。

小雨の中を歩き、大名古屋ビルヂングの3階の献血センターに行く。
先日の血液検査で宣告された「高脂血症」の真偽を確かめるためだ。
5年前に来たときも、清潔感があり設備の整った場所だと思ったが、今回はさらにグレードアップしており、近未来的なイメージすら感じさせるほどだ。

見回してみると、献血に来ていた人は若い女性が圧倒的に多い。
本人確認、簡易血液検査、問診などの後、右腕に入ったチューブから10分ほどで全血400mlがパックに充填される。
飲み放題のドリンクと、食べ放題の菓子を食べつつ止血が終わるまで暫し待つ。

考えてみれば、施設は新しく清潔感がある上、お客さん（献血に来る人）はボランティア精神にあふれるよい人たちばかりだ。
献血センターというのは、よい職場なのかもしれない。

食事療法

昼食は、食堂のラーメンを食べることが多い。
ネギと天かす（うどん用？）が入れ放題だ。
いつもは天かすをレンゲに山盛り2杯入れるのだが、今日はやめてネギだけにする。
先日の健康診断で、コレステロールと中性脂肪が高値だったことを受けて。
毛利さんは、接待続きで高コレステロール血症になってしまい、食事を引き締めたとか。