category: 火星への道
DATE : 2007.11.04 (Sun) 23:07
DATE : 2007.11.04 (Sun) 23:07
昨日、今日と、東海地区の宇宙教育を担うリーダーの方たち30名弱を対象とした「JAXAリーダーズセミナー」に参加してきた。
場所は、名古屋市南区の大同工業大学。
建物の外観も内部も、よく整った美しい校舎が印象的だ。
初日の1時限目は「宇宙教育の理念と科学する心」という題目の講義。
なぜ宇宙教育をするのか、どんな原則に則ってするのかを扱う、非常に重要なテーマだ。
その講義は、本来は九州大学の教授の先生が担当される予定で、私は補助講師の扱いだった。
ところが、その先生の予定がつかなくなったということで、10日前に急遽私がピンチヒッターをさせていただくという運びになった。
ボランティアの宇宙教育活動に割ける時間は限られているので、10日前といってもかなり差し迫った状況だ。
本番ギリギリまでpptの原稿を修正して講義に臨んだ。
やや緊張しながらも淡々と話を続け、50分ほどして講義は終了。
そして、参加者からの質問の時間になった。
私も教職をしているので、大抵の状況には対応できる自負があった。
しかし、最初の質問者であるシニア層の主婦の方から発せられた言葉は、かなりショッキングなものだった。
「わけ分からん!」
やや語気の荒い、トップバッターからのまさかのその言葉に、会場は凍てついた。
(後で聞いた話では、私の後の講師の先生は、慌ててその場でご自分の講演pptを作り直されたそうだ。)
あまりにダイレクトな発言だったので、パンチで殴られたような衝撃があった。
今どこの話をしているのか、配布資料と照らし合わせながら話して欲しい、ということだった。
実は、私はその配布資料の存在すら知らされていなかった。
しかも、話は「理念」というやや抽象的なテーマだ。
しかし、パンチは当たっていなければ痛くはないもの。
私自身にも、話があちこち飛びながら流れに欠けているという、思い当たるフシはあった。
自分の講義・講演スタイルについて、根本的に考え直すきっかけとなった。
ニーチェが言うように、雷は新しい何かが到来する前触れなのだ。
* * *
セミナー2日目の今日は、当初の予定通り「宇宙と人間の身体」について、私が講師として話をさせて頂いた。
このテーマは完全に私の土俵。
水を得た魚のごとく、リラックスして話ができた。
宇宙医学について話す機会が与えられるということは、嬉しいことだ。
場所は、名古屋市南区の大同工業大学。
建物の外観も内部も、よく整った美しい校舎が印象的だ。
初日の1時限目は「宇宙教育の理念と科学する心」という題目の講義。
なぜ宇宙教育をするのか、どんな原則に則ってするのかを扱う、非常に重要なテーマだ。
その講義は、本来は九州大学の教授の先生が担当される予定で、私は補助講師の扱いだった。
ところが、その先生の予定がつかなくなったということで、10日前に急遽私がピンチヒッターをさせていただくという運びになった。
ボランティアの宇宙教育活動に割ける時間は限られているので、10日前といってもかなり差し迫った状況だ。
本番ギリギリまでpptの原稿を修正して講義に臨んだ。
やや緊張しながらも淡々と話を続け、50分ほどして講義は終了。
そして、参加者からの質問の時間になった。
私も教職をしているので、大抵の状況には対応できる自負があった。
しかし、最初の質問者であるシニア層の主婦の方から発せられた言葉は、かなりショッキングなものだった。
「わけ分からん!」
やや語気の荒い、トップバッターからのまさかのその言葉に、会場は凍てついた。
(後で聞いた話では、私の後の講師の先生は、慌ててその場でご自分の講演pptを作り直されたそうだ。)
あまりにダイレクトな発言だったので、パンチで殴られたような衝撃があった。
今どこの話をしているのか、配布資料と照らし合わせながら話して欲しい、ということだった。
実は、私はその配布資料の存在すら知らされていなかった。
しかも、話は「理念」というやや抽象的なテーマだ。
しかし、パンチは当たっていなければ痛くはないもの。
私自身にも、話があちこち飛びながら流れに欠けているという、思い当たるフシはあった。
自分の講義・講演スタイルについて、根本的に考え直すきっかけとなった。
ニーチェが言うように、雷は新しい何かが到来する前触れなのだ。
* * *
セミナー2日目の今日は、当初の予定通り「宇宙と人間の身体」について、私が講師として話をさせて頂いた。
このテーマは完全に私の土俵。
水を得た魚のごとく、リラックスして話ができた。
宇宙医学について話す機会が与えられるということは、嬉しいことだ。
PR
←クリック一発ずつ、清き
一票をお願いします!
一票をお願いします!
●この記事にコメントする
忍者ブログ [PR]