締切

15時頃、大学の研究協力課に科学研究費の交付申請書を提出。
今日4月27日の17時が締切だった。

一般企業でいえば、さしずめ企画提案書だろうか。
今回の「科研費申請書」は、自分が行おうとする研究について、
　　1. 目的
　　2. 意義、有用性
　　3. 特色、独自性
　　4. 準備状況
　　5. 年度毎の具体的な計画
　　6. 予算配分
　　7. 研究業績
などについてA4版9ページの書類を13部作成し、日本学術振興会（文部科学省所管の独立行政法人）に提出する。
審査を受け採択されると、規模に応じて数100万～数1000万の研究費が交付される、という仕組みだ。
これは研究費を稼ぐ、という経済的な意味だけでなく、客観的に評価の高い研究を組織する、という研究者の能力のバロメーターでもある。

この書類を提出するために、1ヶ月ほど前より「生みの苦しみ」を続けてきた。
一人の追っ手から、やっと解放された気分だ。
今の心境は「人事を尽くして天命を待つ」。


その後、郵便局で「愛知県トライアスロン協会」の会費を納入。
「日本音吉トライアスロン」のエントリー締切が5月8日に迫っているからだ。


いずれ、有人火星飛行の応募締切の日も来るのだろうか。
有人火星飛行が2030年として、仮にその7年前の1月1日が締切とすれば、その日は今日から6093日後。
その日までに、成すべきことを成さねばなるまい。

駐車場事故

いろいろなことが起こるものだ。

昨日22時半頃、買い物を済ませてスーパーから自宅に帰ると、駐車場でご近所の若い夫婦がしゃがみこんで、我が家の車を覗き込んでいる。
どうやら、隣の駐車場に入れようとしてこすってしまったらしい。

右前のバンパーの塗装が数箇所剥がれ、タイヤ付近の車体が少し曲がっている。
奥さんも旦那さんも「すいません」と謝る。

警察を呼んでもらい事故証明書を作ってもらう。
2～30分程度だろうか、暗闇を赤いライトが回る中、肌寒さに震えつつ事情聴取を受ける。
「帰ったらすぐに夕食にありつける」つもりだったのだが・・・

その後保険会社に電話して、今後の対応について相談。
当方は車に乗ってすらいなかったので、もちろん10-0とのこと。

ようやく「夕食」を取る頃には、0時を回っていた。

手の粉

目覚ましをセットせずに眠れるのは、なんとも幸せなことだ。

朝目覚めると、昨日のトレーニング（swim: 1時間、bike: 1.5時間）のためか、明らかに疲労を感じる。
今日はrun: 1.5時間の計画だが、正直走れる自信がない。

食事をして昼過ぎになると、疲労感も治まってきた。
「シンドかったら、途中で歩けばいいか」と思い立ち、トレーニング計画を実行するため着替えて外に出る。

実際走ってみると、思いのほかよく走れた。
1時間半走り終えて家に着くと、手が粉っぽい。
汗のNaClが結晶化していた。

シャワーを浴びて横になると、また死んだように眠ってしまった・・・

偽・高脂血症！？

4月始めに近所の病院で受けた血液検査で「高脂血症」と診断された。
中性脂肪とコレステロールの値が、正常値を超えていたのだ。

ポストを開けてみると、赤十字からの葉書が。
楽しみにしていた血液検査の結果だ。
ちょうど1週間前に行ってきた、献血の時のものだ。

葉書のシールをゆっくりとめくる。
献血の検査項目に中性脂肪は入っていないので、これについては分からない。
しかし、コレステロールは十分に正常値だった。
先日近所の病院での血液検査は、測定エラーか、それとも短期間のうちにコレステロールが減少したのか。

足と頭

今日は妻が産科の検診を受ける日。
昼ごろ、胎児の超音波写真を携帯で送ってきた。

数週間前は直径4mmほどの小球だったのに、今や足と頭、頭蓋骨、脳、眼などがはっきりと写っている。
もともと目に見えないひとつの細胞だった私の遺伝情報が、今この瞬間にも細胞分裂を繰り返して成長しているというのは、何ともいえず不思議な感覚だ。
そして、同時に滲み出るような歓びがある。