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DATE : 2011.04.19 (Tue) 06:01
東京電力は先日福島第一原発の原子炉建屋の調査を、米アイロボット社製の「パックボット」を用いて行った。
中国軍も援助を申し出たという。
日本のために援助を申し出て頂いたことには、心から感謝しなければならない。

しかし――

ロボット先進国を自任する日本が、自国で起こった原発事故に対し、一体なぜロボットを投入できないのか?!
楽器を弾いたり踊ったりするロボットは、夢があって私も好きだ。
しかし、強い放射線で原発作業員の方々の命がかかっているという一番肝心な時に、その危機的状況を救ってくれるロボットが他国製とは、「ロボット先進国」が聞いて呆れるではないか?

このような事態を引き起こした原因は、少なくとも3つ考えられる:
1. ロボットは電子回路にシリコンを使用するが、強い放射線がこれを劣化させ誤作動する可能性がある(これは日本の技術者も当然分かっている)
2. ロボット開発の予算が下りない(災害対策にロボットを活用するという考え方が十分に共有されていない)
3. そもそも原発災害という事態を想定していなかった(これが一番大きい)

今回のような状況で活動できるロボットを作ることは、日本にとって技術的には可能だが、制度的に準備不足だったということだろう。
このように、日本において、技術はあるが制度がそれをバックアップしないという事例は、iPS細胞などさまざまな場面で見られると思う。
科学技術立国というのは素晴らしいし進むべき方向だと思うが、それをしっかりとバックアップする体制が必要だろう。

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