毒薬・劇薬・麻薬

薬品管理データベースの更新で1日を費やす。

大学の医学部の研究室は、危険な薬品も扱う。
複数の場所に保管されている何百という薬品を、10数人の人間が使用する状況では、どの場所にどの薬品があって、いつどれだけ使用したかを把握するには、しっかりとした管理が必要だ。

万が一研究室の薬品が犯罪に使われでもしたら、一躍有名になってしまう。
「よい業績で有名になりたいものだ」と思いつつ、薬品のボトルを1本1本PCに入力していった。

予定変更

7月16日のにっぽん音吉トライアスロンに出る予定だったが、これを変更。
これはいわゆる「ショート」のレース(swim:1.5km, bike:40km, run:10km)。
ショートは去年の「蒲郡オレンジトライアスロン」で完走している上、現在ロング用のトレーニングをしているため、あまりチャレンジングとはいえない。
どうせ1泊するなら、もっとコストパフォーマンスがいい方がいい。

むしろ、8月20日に石川県珠洲市で行われる「トライアスロン珠洲大会」に関心がある。
これはアイアンマンレースの約半分(swim:2.5km, bike:100.2km, run:23.3km)。
12月3日に出場予定のアイアンマン西オーストラリアの前哨戦として、ちょうどよさそうだ。

今年のGW

今年のゴールデンウィークを振り返ってみると、ほとんどトライアスロンのトレーニングだった。

3日はよく晴れて空気が乾燥しており、とても爽やかな1日だった。
この日は2時間半で50kmを走った(bike)。
今頃が自転車には最適なシーズンだろう。

一方GW最終日の今日は、生憎の大雨。
計画ではrun 2時間の日だ。
これを達成するため、枇杷島のスポーツセンターに行き、室内でトレッドミルを走った。
湿度が高いせいか、Tシャツとタオルが絞れるほどの汗をかいてしまった。

今週のトレーニング時間は11時間56分。
人間の身体というのは強くなれるものだとつくづく感心する。

その他にしたことといえば、妻の実家に行ったことと、テニススクールの振り替えだろうか。

More than ready

早朝6時半前に起床。
今日月曜は朝のトレーニングは休みの日だが、早起きせねばならない。
身支度をし、スーツで職場の大学に向かう。

8時50分、中央診療棟7階。
建ったばかりの病院は、まだ新しいにおいがする。
私を含む4名は、普段目にすることのないひじ付の豪華な黒椅子の並ぶ待合室に案内された。
助手の辞令の交付を受けるためである。

しばらくすると、私たちは奥の研究科長室に通された。
そして激励の言葉とともに、医学部長直々に手渡しで辞令を頂く。
大変ありがたい気持ちでいっぱいだ。

再び小会議室に戻り、「大学職員としての責任を自覚し、職務を公正に遂行することを誓う」という主旨の誓約書にサインをした。

今まで与えられなかった責任。
その責任を、自らの能力の総てを以って果たす覚悟だ。
今日は、私の人生のひとつの節目である。

屈強な男女

朝5時15分に起床して、食事と準備を済ませる。
6時に車で家を出発、久しぶりに高速で30分ほど飛ばす。
三好SAトライアスロンクラブに行くためだ。

到着すると、やや緊張しつつ着替えてプールに入る。
はじめは人がまばらだったが、7時になる頃には知らぬ間に25人程が集まっていた。
男3：女1くらいの割合だろうか。
競技用のスイムスーツとゴーグルで武装したその人々は、みんな強そうに見える。

そしてその人々は、実際に強かった。
swimもその後のrunも、ついていくのがやっと。
というより、swimはついていくことすらできなかった。

いつも一人でトレーニングしていたので、このような集団での練習は新鮮だ。
その人たちから、技術的なこと、グッズ、大会などについての情報が入るのも大きい。

また、プールの中にブイがあったり、ヘッドアップの練習があるのがトライアスロンらしい。
トライアスロンはオープンウォーター（海など）で泳ぐので、時々頭を上げてブイなどの目標物を確認しないと、波に流されたりしてとんでもない方向に行ってしまう。

swimでかなり息が上がっていたので、「次のrunは大丈夫だろうか・・・」とやや不安だった。
が、なんとか朝7時から11時までの計4時間を乗り切った。
呼吸法についてアドバイスをもらったのは収穫だった。

「トライアスロンの指導を受けたい」と予てから願っていたが、今回それが初回無料体験レッスンという形で実現した。
自宅からやや遠いので頻繁には無理だが、時々顔を出してみようかなぁ、という気になった。

コーチがまめにフォローしてくれたので、精神的に助かった。
もしそれがなければ、また来る気にならなかったかもしれない。