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DATE : 2011.05.25 (Wed) 01:53
人に危害を加えるなと言いつつ、害する者。
人を殺すなと言いつつ、殺す者。
その者に富と権力があったとして、果たして人はそんな生き方を求めるのだろうか?

アルカイダのリーダーだったオサマ・ビンラディンは、アメリカによって殺された。
アルカイダに関する重要な情報を持っていると目された容疑者は、アメリカ当局によって拷問された。
世界で最も豊かな経済的富と、最も強力な軍事力を持つアメリカによって。

小学校や中学校には、たいていどこにでもガキ大将的な生徒がいる。
私は子供の頃、残念ながら彼らのような力はなかったので、自分の意を力で通していく彼らのやり方をいつも苦々しく眺めていたものだ。
私は、そんなガキ大将も成熟して大人になれば力で社会の良識をねじ曲げるようなことはしなくなるだろう、などと漠然と思っていた。

この記事を読むと、そんな私の子供の頃の思いがいかに青くて、世間知らずで、甘ちゃんなのかと思い知らされずにはいられない:
特別リポート:ビンラディン殺害計画の内幕、米政権13年間の迷走
私は自由の国アメリカが好きだが、そのイメージから程遠い今回の事件はまったく遺憾だ。

「殺しのライセンス」は、007とパタリロだけにして欲しい。


むろん私はアルカイダのやり方や、してきたことに同調するわけではない。
しかし、相手がいかに極悪非道なことをしてきたにしろ、だからといって非人道的な拷問や殺戮が許されるのだろうか?
いかなる理由にせよ、拷問や殺戮を行った者が、明るく平和な暮らしを送れるのだろうか?

相手の首謀者を殺したり、関係者に拷問を行うことで、本当に問題は解決するのだろうか?
結局、経済的に豊かで強い国が行うことが正義なのだろうか?
我々人類とは、そのような種族なのだろうか?

仮に、拷問したり、殺戮したり、その他諸々の良識に反する手段に訴えなければ富や権力が得られないとして、そうまでして得た富と権力が、そんなにありがたいのだろうか?
人間は、未来永劫そういう存在のままなのだろうか?
私は、まっぴらごめんだ。

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DATE : 2011.05.01 (Sun) 23:59
迫害され続けた京都大学の原発研究者(熊取6人組)たち
危険性を訴えたら、監視・尾行された


原子力発電には危険性がある、という真っ当な主張をしているにもかかわらず「熊取6人組」の研究者が迫害を受けていることはもちろん問題だ。
しかし、もっと大きな問題は、電力会社・官僚や大学研究者が、利権のために結託して、時に暴力に近いやり方で不都合な真実を隠蔽、あるいは抹殺し続けてきたことだろう。
現代版「お代官様もワルでございますな」「そちものう、越後屋。フォッフォッフォ」といったところか。

いつの時代にも利権や癒着はあるのだろうが、それが明るみに出たいま、黙って放置しておくというわけにはいかないだろう。
現代にも銭形平次や大岡越前がいればいいのだろうが・・・。
そんなカリスマはいなくても、我々市民が問題意識を持つことが重要には違いない。

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DATE : 2011.04.19 (Tue) 06:01
東京電力は先日福島第一原発の原子炉建屋の調査を、米アイロボット社製の「パックボット」を用いて行った。
中国軍も援助を申し出たという。
日本のために援助を申し出て頂いたことには、心から感謝しなければならない。

しかし――

ロボット先進国を自任する日本が、自国で起こった原発事故に対し、一体なぜロボットを投入できないのか?!
楽器を弾いたり踊ったりするロボットは、夢があって私も好きだ。
しかし、強い放射線で原発作業員の方々の命がかかっているという一番肝心な時に、その危機的状況を救ってくれるロボットが他国製とは、「ロボット先進国」が聞いて呆れるではないか?

このような事態を引き起こした原因は、少なくとも3つ考えられる:
1. ロボットは電子回路にシリコンを使用するが、強い放射線がこれを劣化させ誤作動する可能性がある(これは日本の技術者も当然分かっている)
2. ロボット開発の予算が下りない(災害対策にロボットを活用するという考え方が十分に共有されていない)
3. そもそも原発災害という事態を想定していなかった(これが一番大きい)

今回のような状況で活動できるロボットを作ることは、日本にとって技術的には可能だが、制度的に準備不足だったということだろう。
このように、日本において、技術はあるが制度がそれをバックアップしないという事例は、iPS細胞などさまざまな場面で見られると思う。
科学技術立国というのは素晴らしいし進むべき方向だと思うが、それをしっかりとバックアップする体制が必要だろう。

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DATE : 2011.01.17 (Mon) 11:36
24世紀の世界を描く米TVドラマ『スタートレックThe Next Generation』では、「貧困は撲滅された」というセリフが登場する。

私も、いずれは地球上の貧困は撲滅されると思う。

そして、そうなるべきだろう。


では、貧困がなくなったかどうかをどう判断するか?

これを考えるには、やはり指標を使う必要があるだろう。

そう思って「貧困率」の定義を調べてみたら、まともに使えそうなものが見当たらないことに愕然とした。


現在、よく使われる貧困率の定義には「絶対的貧困率」と「相対的貧困率」の2つがあるようだ。wikipedia参照

絶対的貧困率は「1日の所得が1米ドル以下に満たない国民の割合」

この指標の問題は、物価の高低によって1米ドルの意味が大きく異なることだ。例えば卵を例にとると、インドでは1米ドルで10個買えるが、日本では4.3個、ベルギーでは2個しか買えない財団法人国際金融情報センターの資料参照。1米ドル=90円とする)


ちなみに相対的貧困率は「等価可処分所得が、全国民の等価可処分所得の中央値の半分に満たない国民の割合」

この指標では、ある程度の所得格差がある限り必ず貧困層が存在することになってしまう。仮に、最も貧しい人が六本木ヒルズに住んでいても、である。

奇妙なことに、この指標で「貧困層」に属する日本人の所得は、世界各国の貧困層のうちで最も「裕福」だという。


私の印象では、技術の進歩が衣食住の生産コストを下げ、時代を追うごとに貧困は撲滅されてきていると思っていた。

ところがその真偽を判断しようにも、そもそも現代において貧困を判断する納得のいく指標がないのだから、歴史的比較などお話にならないだろう。

誰もが納得するように「貧困」を定義すること自体が難しそうだ。その意味で、貧困問題は技術的というよりは思想的な問題かもしれない。

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DATE : 2011.01.03 (Mon) 00:44
2年前の金融危機の後、いろんなところで店が潰れているのを目にした。

痛々しいくらいに。

ところが、今年は新年早々から活気のある光景を目の当たりにした。


元旦の朝から、イオン系列のショッピングセンター「mozoワンダーシティ」の初売りに行って来たときのこと。

開店時刻の9時には、既に長蛇の列。

お目当ては福袋だ。


開店すると、大量の群衆が店内に殺到。走っている人も少なくない。

私もスターバックスの福袋を狙って並んだものの、開店10分後頃には敢えなく完売。

広大な店内は人に溢れていて、「不況とか金融危機って何?」というくらい活気があった。


そもそも、この巨大で真新しい店舗自体が2年前に大改装されたもの。

前店舗がなくなると聞いたときは「不況の影響か?」などと考えたが、何のその。

行くだけで楽しくなる、魅力的なインフラに様変わりしていて驚いた。


初売りのメインの目的は、レディースの子供服ブランド「INGNI first」の福袋。

長蛇の列で耐え忍ぶこと90分、¥10,500のこの商品は、なんとかギリギリ入手することができた。

以前からこのブランドの服には目をつけていたのだが、今回の福袋も期待を裏切らない内容だった。


私達が子供の頃には、こんなおしゃれな子供服はなかった。

つまり、最近になって、この世に新しい価値が創造されたと言っていい。

言いかえれば、新しい子供服のアイデアが世の中を豊かにした、ということ。


帰りに、東名阪道の御在所SA(サービスエリア)に寄ったときのこと。

数ヶ月前に来たときは改装中で、有り体にいえばみすぼらしい感じだった。

ところが、改装後の施設には目を見張るものがある。


まず、入り口にコンシェルジュがあるのにはビックリした。

また、スターバックスや柿安など、魅力的なブランドのテナントも多数入っている。

さらに、見ているだけで楽しい子供用トイレがある。こんなSAは見たこともない!


これも、社会を豊かにするインフラといえる。

mozoといいINGNI firstといい、今の生活が豊かに感じられるものが、結構ある。

全く結構な話だ。


人事院勧告でボーナスが下がるようなご時世でも、世界には豊かさが感じられる。

「人がある限り、経済は消滅しない」と言ったのは誰だったか?

人も経済も、思ったより逞しいものなのかもしれない。

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Ken Takahashi

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