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DATE : 2024.11.24 (Sun) 04:34
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DATE : 2010.05.17 (Mon) 00:36
(continued)

Vaio VGN-TZ90NSのSSD換装の方法は、このサイトを参考にさせて頂いた。
いやはや、先人の知恵は素晴らしい。
先人が荒野を開拓してくれたおかげで、後進のものははるかに少ない労力で同じ道をたどることができる。

 

先人が教えてくれた通り、シリンダーキャップを外すところが最難関であった。
それをきれいに外す工程で、3時間くらいかかってしまっただろうか。
そこを超えれば、後はとりわけ難所もなかった。

   

内臓の80GB、1.8インチのHDDを取り外し、PhotoFast G-Monster-1.8''ZIF V4 SSDを取り付ける。
HDDを固定している薄いプレートを外すとき、やや力を入れて扱ったところ、指を少し切って出血してしまった。。
まるで、ちょっとした刃物のようなものだ。

 

SSDはHDDよりも若干薄いので、そのまま取り付けたのではスカスカしてしまう。
適当な大きさのゴムなどがあるとよかったのだが、プチプチの緩衝材を入れてみたところちょうどフィットした。

 

恐る恐るPCを起動すると・・・
「こいつ、動くぞ!!」
VaioはSSDを認識している。



動作テストをしてみたのだが、とにかく速い。
十分実感できるほど速い。
起動や終了は、2倍程度の速さ。
アプリケーションによっては、起動が数倍速く感じられるものもある(Endnoteなど)。



もうひとつ、ハードディスクがなくなったことで、PCの動作音が思いのほか静かになった。
冷却ファンが回っていなかったら無音。
これが案外心地よい。

SSDの購入で3万円程度投資したのだが、それに見合う性能は十分に得られたと言っていい。

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DATE : 2010.04.15 (Thu) 19:14
私は、PCといえばSonyのバイオだ。
一時期他のメーカーのものを買おうと思ったことがあるが、性能的には問題なかったものの、やめてしまった。
スペック的に問題がなくてイケてないやつと、スペックは若干落ちるがスタイリッシュなやつだったら、私は後者を選んでしまう者だ。

初代のPCG-C1に始まり、私が買ったVaioは7機ある。
C1といえば、私が働き出して間もないころ、26万くらいはたいて買ったマシンだ。
懐かしや。。
今の愛機は、3年前に購入したVGN-TZ90NS
シャアをイメージして、カラーはワインレッドを選んだ。
なかなかキザだな。。。

そんなTZも、ドライブが1.8インチHDDということもあり、最近遅さが気になってきた。
というより、実は購入直後からあまり速さを感じていなかったのだが。。
当時は斬新だったデュアルコアで、メモリも2GB積んでいるにもいるにもかかわらず、だ。(Vistaだということもあるが)

漢字変換の度に待たされたりするのは結構ストレスなので、「どげんかせんといかん」ということになった。
新しいPCを買うのもいいが、このワインレッドのTZにはVaio発売10周年記念モデルということもあり、思い入れがある。
しかもデザインがいい。

したがって、筐体はそのままで何とか高速化できないかといろいろ調べてみた。
どうやら、ハードディスクをSSDに換装すると速いらしい。
問題は、SSD換装のためにはPCを分解しなければならず、しかもVaio-TZの場合はその難易度が高いということだ。

分解すればメーカーの保証は受けられなくなる。
しかも、換装に失敗する可能性もある。
・・・。
・・・。。
数日考えたが、意を決して換装にトライすることにした。

2~3時間で済むだろうと甘く見ていた換装の作業は、7時間ものロングオペになることに――
To be continued...

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DATE : 2010.03.09 (Tue) 23:30
先週の金曜に、中国の企業から1通のメールが来た。
「我々は6月に大連で国際会議を開催する。そのうちの1つのセッションで、議長をやってくれないか?」

最初は、「そいつぁ~冗談だろ?」と思った。
三枚目が美女に声を掛けられて、当惑するような場面だな。


議長(chairman)は、4~5人の講演者を事前に招待し、1つのテーマを定めて2時間程度のセッションを組織する。
言うなれば、映画監督が脚本を考えて、俳優を選び、映画を作るようなもの。
これは普通、教授クラスの研究者が行う仕事だ。
私のようなペーペーは、俳優に選んでもらえたらそれで大喜びする。

したがって、メールを見たときにはひるんだ。
日本の学会でも議長などやったことないのに、英語の国際会議でイキナリの議長デビュー!!
しかも、諸々の事情で今回は勤務先から旅費が出ないかもしれないので、そうなると自腹だ。


しかし、週末にあれこれと考えてみると、これが千載一遇の好機だと思えてきた。
金を払ってでも引き受けるべき仕事ではないか。
なんせ、こんな仕事は売ってない!

マキアヴェッリ曰く、
「慎重であるよりは、果敢であるほうがよいと、断言する。
 なぜなら、運命の神は女神なのだから、彼女に対して主導権を得ようと思うなら、乱暴にあつかうことが必要なのだ。」


4月1日から異動なので、6月の予定など分からない。
4人の講演者を集められるかも分からない。
そんなんでちゃんとしたセッションができるのか?!
とフツーは考えるのだが、ここはいっちょ運命の女神を征服する欲望を露わにしてやろう!

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DATE : 2010.02.03 (Wed) 23:31
もう2年前になるか。
私は、2008年の宇宙飛行士候補者選抜を受けた。
結果は、「不採用」だった。
半生をかけて臨んだ試験だった。

志願者は963人。
書類審査に通り、英語試験に合格し、230人が筑波宇宙センターでの1次試験に進出した。
2日がかりで身体検査と、一般教養、専門、心理適性の試験が課された。

実は、私は右目の矯正視力がギリギリ1.0だった。宇宙飛行士は、矯正視力が両眼とも1.0以上なければならない。
これが一番のネックだと考え、アイパッチなどを使用して数ヶ月前から涙ぐましいトレーニングを行っていた。
検査当日は何とか1.0が出せたので束の間「ホッ」としたのだが、その直後に想定外のことが起こった。

近距離視力も調べられたのだ-.-;;;;

測定器から「ビーッ、ビーッ」とゆっくり検査値が印刷されて上がってくる。
平静を心がけつつ記録紙を見ると、そこには「0.8」の文字が!!
気まずい沈黙が流れたが、看護師さんがお情けで2回測り直してくれた。

しかし、結果は敢えなく0.8。
さらに追い打ちをかけるように、普段は正常な血圧が高めに出てしまった。
宇宙を目指して半生をかけてきた男の気持ちを想像して欲しい。

恋愛と同じく、宇宙飛行士候補者選抜でも「不採用」の理由は教えてくれない。
「もし不合格になるとしたら、健康検査の問題に違いない」と、私は勝手に思い込んでいた。
2年もの間――

***

最近、「あの試験に落ちたのは、実は健康以外の問題かも?!」と思わせる事態が発生した。

クイズゲームで勝てないのだ・・・



他の言い方で言えば、私は常識らしい。

私はゲーセンが好きだ。愛している。
半年ほど前から、ゲームセンターのネットワーク対戦ゲーム「アンサー×アンサー」というゲームにハマっている。

こいつが侮れない。
全国のゲーム機がネットワークでつながれていて、同時に4人のプレーヤーが頭脳を競う。
漫画・アニメ・ゲームやエンターテイメントなどで解答できないのは許せるのだが、自然科学、地理・歴史・社会や文学などで得点できないと話は別だ。

たとえば、「いわゆる『バカヤロー解散』のときの日本の総理大臣は誰?」というような問題が出る。
答えが「吉田茂」だとわかっても、0.01秒でも押し遅れれば対戦者に得点を取られてしまう。

当然常識と思われる問題(恥ずかしくて書けない^^;)でも、答えられず惨めになることがある。
対戦では毎回順位が付けられ、勝ち負けがハッキリするので、否応なしに自分のレベルを思い知らされる。

対戦に勝つと上位リーグに上がっていく仕組みで、C, B, A, S, SS, SSSリーグがある。
Bリーグ以上ではさらに各々のリーグが3階層に分かれていて、成績が振るわないと降格する。
最高SS2リーグにまでは上がったのだが、なかなかその上に行けない。
推定では、SSリーグ以上のプレーヤーは数千人だろうか・・・


つまり、一般常識に関して、私よりも上手の人間が何千人かいるということだ。
宇宙飛行士候補者選抜では、一般教養試験の対策もかなり必死にやったので、「まぁこいつは大丈夫だろう!」と楽観的に考えていた。
しかし、どうやらそうでもないらしい。


試験の時、自信満々に「俺は大丈夫だろう!」と思っている奴が、状況認識を誤っていることはよくあることだ。
悲しいことに・・・。
たかがクイズゲームだが、されど1プレイ毎に実力を思い知らされるのは、学校で毎回模擬試験を受けるようでシビアな話だ。

現在、私のプレイヤーランクは「プロアンサー」、所属リーグはS1(SS3から降格になってしまったorz)。
SSリーグまでは調子よく来たのだが、最近勝てないので、人目も憚らずゲーム中にわからないところを手帳にメモしている。
そして、後で復習する。最近Wikipediaが愛しい。



ダライ・ラマ曰く、"Remember that not getting what you want is sometimes a wonderful stroke of luck."
「望みが叶わないことは、思いがけない幸運をもたらすものだ」
クイズゲームで勝てないことが、私が目指すべきものの姿をハッキリと見せてくれた。

「教養」は英語で"liberal arts"。「人を自由にする技術」という意味だ。
目指すは、幅広い教養を備え、かつ頭の回転が速い人間。
己が能力の向上のため、ゴールドプロ、SSS1リーグを目指して修行を続けよう。

自分のクイズ中毒を正当化する、ただの口実だったりして。。。

試験に落ちた理由が、精神の異常でなかったことを祈る。

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DATE : 2008.02.27 (Wed) 21:26
来たるべき日がやってきた。

いまや、そう「したい」を超えて、
そう「せざるを得ない」ものが。

しばらくしたら、ここをお休みさせていただくことになりそうです。

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