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DATE : 2012.06.30 (Sat) 23:31
常々思うのだが、政治家が他党の政治家の批判に労力を費やすのは、本当に無駄だと思う。
エネルギーを浪費していることを考えれば、無駄なだけでなく有害ですらある。

政治家の仕事は、政策を定めたり法律を作ったりすることによって、国民の暮らしをよくすることだ。
政治家が他の政治家を批判することは、これらの成果に直接的に関係しない。
政治家同士がケンカをしたところで、我々国民の生活は少しもよくならないのだ。

松下幸之助もこう言っている:
「(政治家は)もう何十年か前でも反対党のことをボロクソに言っていた。
反対党はほめへん。今でもそうや。
百年一日のごとくやっとるわけや。
必ず相手の欠点を言うてる。どの党もみんなそうや。
あれでは永遠によくならんな。」

日本の政治家だけでなく、アメリカも含め他国の政治家も同じである。
国民の生活を第一に考えるなら、他党の政治家のアラ探しなどどうでもよいことのはずである。
もし他党の政治家に認めるべき点があれば、それを率直に認めればいい。

ドラッカーもこう言っている:
「ある案だけが正しく、その他の案はすべてまちがっていると考えてはならない。
自分は正しく、他の人は間違っていると考えてもならない。
なぜ他の者は意見が違うのかを明らかにすることからスタートしなければならない。
明らかにまちがった結論に達している者がいても、それは、何か自分と違う現実を見、自分と違う問題に関心を持っているからに違いないと考えなければならない。」

ただ単に相手の悪口を言うことは、程度が低い。
子供のケンカならそこから人間関係を学ぶという点で意義があるが、国の行方を預かる政治家はそのレベルを卒業しているはずだ。
「21世紀ごろまで、政治家は互いに批判し合うことで非効率的な政治を行っていた。」という未来が、いずれ来ることを信じたい。

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DATE : 2012.01.15 (Sun) 21:46
昨日「お、ねだん以上。ニトリ」のニトリに行ってきた。
ニトリといえば、リビングや寝室などをコーディネートしたショールームが見ていて楽しい。
比較的低価格でいいデザインのものが手に入るので、今のような不況時には得に人気がある、という印象がある。



スタイリッシュに家具や食器などをコーディネートして提案し、低価格で提供する企業といえば、スウェーデンのIKEAがある。
ちなみにニトリは、IKEAのスタイルをヒントにしているそうだ。
私の印象ではここ10年ほどで普及してきたように感じられるが、調べてみると意外にもそのルーツはもっと前に遡る。

ニトリの前身の似鳥家具店は、1967年に札幌で開業している。
1980年に物流センターを移転して自動立体倉庫を開設、1985年には海外商品の直輸入を開始、1989年にはシンガポールに現地法人を設立している。
この不況でも22期連続増収増益という素晴らしい業績は、ただ単にたまたま最近「当たった」だけではなく、45年に渡る手堅い営みの結果であることを窺わせる。

素敵にコーディネートされた空間を提案して、安く提供するという事業は、20~30年前にはなかった。
似た例で言えば、比較的デザインがよく、機能的で安い衣服を提供するユニクロのような店も、昔はなかった。
今までなかったものを産み出すイノベーションが、社会を豊かにする。

仕事をしていれば、大小はともかくイノベーションの機会はあるものだ。
研究職などは、イノベーションこそがまさに仕事だ。
さて、私は何を産み出すべきか??

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DATE : 2011.11.15 (Tue) 00:55
キッシンジャー博士の講演会に参加した。
タイトルは「提言 新たな国際秩序の構築へ~日本は世界にどう向き合うべきか~」。

キッシンジャーといえば、アメリカのニクソン政権・フォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官。
国際政治学者で、ノーベル平和賞受賞者。
そんな凄い人が、世界をどんな風に見ているか知りたかった。

キッシンジャーが見る世界は、非常にポジティブな姿をしていた。
彼が使う単語といえば"better off(もっとよい)"、"common benefit(共通の利益)"や"new future"など前向きな言葉ばかりだ。
国連事務総長の潘基文氏の講演を聞いたときもそうだったが、世界のリーダーがいかなる相手にも攻撃的な態度を取らず、友好的で前向きな姿勢であるということに、非常に勇気づけられる。

最近白熱しているTPPに関しても博士はコメントしていた。
「TPPについて議論するとき、多くの人はどんな犠牲が生じるかということを考えている。しかし大切なことは、TPPを結ぶことで参加国がいかに共通の利益を得るか、ということだ。」
TPP「何が一緒に達成できるか」見るべき キッシンジャー博士が講演

中国脅威論や、TPP大企業陰謀論など、世の中には他者に対する批判的で攻撃的な態度があふれている。
そんな中で、世界的に影響力を持つ人物が、この世界をよりよいものにするためにポジティブな態度で真摯に考えている。
世の中悪いことばかりでもない。

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DATE : 2011.11.13 (Sun) 21:53
最近、TPPのニュースが世を騒がせている。
東浩紀などの識者が訴えるように、TPPの議論は、これからの日本をどうするかという議論だ。
そのような重大な話しについて、ニュースやネットの情報だけでは不足だろうと思い、書店に行って2冊本を買った。

一冊目は、『池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本』。
この本は2011年9月1日第1刷で、2010年に菅総理がTPP参加表明をしたことに対する解説となっている。
おととい野田総理がTPP参加を表明したが、それにまつわる最近の喧騒を考えると時間的に少し前のものであり、TPPの基本的な説明に留まっている(もともと経済の基本的知識を扱う本であるため、高度な記述は敢えて避けているのだろう)。

もう一冊は、『週刊 ダイヤモンド 2011年 11/12号』。
こちらはごく最近出たもので、TPPの今について解説されている。
この本の論調は、直接明言していないものの、TPP賛成のようだ。

私が思うのは、TPP反対派は概ね変化を恐れている人たちで、感情的な論調が多いということだ。
反対派の人々は、現在構想されているFTAAP(アジア太平洋貿易圏)についてどう考えているのだろうか?
経済産業研究所の試算によると、アジア・太平洋諸国に米+中+印+露をも含める巨大経済圏が実現した場合、その加盟国はほぼ例外なく経済効果が見込めるという。

週刊ダイヤモンドは、TPPはFTAAPへの布石であると説く。
APEC21ヵ国・地域がベースとなるFTAAPが実現すると、世界に占めるGDP比率は53%にも達し、既存のあらゆる経済協定をはるかに凌駕するものになる。
現代世界では、我々は貿易せずに生きていくことはできない。

経済協定を結ぶのは、それによって利益を得ることが見込まれるからだ。
はじめから損をすると分かっている約束など、誰も結ぼうとはしない。
世界最大の経済圏ができたとして、それに入らなかったとき、あるいは入れなかったとき、日本はどうなるのだろうか?



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DATE : 2011.05.26 (Thu) 23:49
今日は、国土交通省に電話した。
受入環境整備サポーター派遣事業について問い合わせるために。
普段なかなか電話しないところではある。

福島第1原発事故による放射能漏れのため、日本への外国人観光客が減っている。
事故現場の30km以遠は、一般的に放射能の危険性は低く、例えば東京などはまったく問題にならない。
それでも外国人の方にとってみれば、やはり不安な状況には違いない。

この「観光産業の風評被害」を打開するため、観光庁(国交省の外局)は、日本にいる外国人留学生から1100人を選び、観光地を訪れてもらうことを考えた。
留学生が日本の観光地の状況を母国等に発信してくれれば、安全性のアピールにもなり、観光産業の復興にもってこいというわけだ。
なかなかイキな提案ではないか?

研究室の留学生がこのニュースを聞いて興味を持ったので、早速聞いてみた。
HPに電話番号が書いてあったので電話したら、大変に親切丁寧な対応だった。
「お役所=態度悪い」という先入観がわずかながらあり、若干緊張したのだが、それはまったくの誤解だった。

担当者の方の話によると、現在この事業を行う事業者が具体的な計画を進めているとのこと。
来週あたりからプログラムに参加する留学生の確保に入るらしい。
はてさて私の研究室の留学生は、このプログラムに参加することができるだろうか?

世界のエネルギー戦略に転換を迫った、世界史的な大災害。
それが引き起こした日本の観光産業の危機を、外国人の留学生が、観光を楽しみながら救う。
何とも夢があってワクワクする話ではないか?

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Ken Takahashi

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