category: 読書
DATE : 2012.06.09 (Sat) 23:40
DATE : 2012.06.09 (Sat) 23:40
『池上彰の経済のニュースが面白いほどわかる本』。
スラスラ読めるので、数時間で読めてしまった。
池上さんらしく分かりやすい解説で、経済が苦手な人でもよく理解できる内容だ。
この本を読んで、景気に関して個人的に思うところがあるので、ちょっと書いてみたい。
経済不況という言葉を、嫌というほど耳にする。
東日本大震災の後、自殺者が増加したなどという殺伐とした話も聞く。
重い債務や失業などで本当に困っている方も少なくないだろうが、その一方で、そこまでではない多くの人たちは本当に困っているのだろうか??
現代の日本人は、過去と比べれば物質的には信じられないほど豊かだ。
それほど裕福でない人の家にも、「これでもか」というくらいモノがあふれている。
自動車、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコン、固定電話、パソコン、ゲーム機、デジカメ、携帯電話、ビデオカメラ、ハイビジョンテレビ、ブルーレイレコーダー、デジタルフォトフレーム、・・・その他、キリがないほどいろいろ。
豊かなのは物質面だけではない。
24時間営業のコンビニが、はしごができるほどあふれている。
それどころか、ネットショップを使えば買物で店舗に行く必要すらない。
インターネットで、情報はタダで瞬時に手に入る。
スカイプでTV電話(この言葉自体が既に死語。。)も無料。
景気の気は、気持ちの気。
みんなが「この先暗いな」と思って買い物を控えると、企業にお金が入らないので、結果として個人の給料も増えない。
給料が少ないと、個人はさらに買物を控えてしまって、堂々巡りの悪循環だ。
失業や給料減などで、物理的に節約せざるを得ない面は、確かにある。
しかし、そういう物理的な原因だけでなく、人の気分が景気に与える悪影響は、バカにならないほど大きいのではないだろうか?
つまり、言い換えれば、みんなが気を明るく強く持っていれば、経済はもっとよくなるのではなかろうか?
「この先暗いな」と思ったところで、先が開けるわけでもない。
人につられて気持ちを暗くしたところで、いいことはひとつもない。
ちなみに何を隠そう、人事院勧告のおかげで、私も給料が減ってしまった者の一人なのだが(笑)。
スラスラ読めるので、数時間で読めてしまった。
池上さんらしく分かりやすい解説で、経済が苦手な人でもよく理解できる内容だ。
この本を読んで、景気に関して個人的に思うところがあるので、ちょっと書いてみたい。
経済不況という言葉を、嫌というほど耳にする。
東日本大震災の後、自殺者が増加したなどという殺伐とした話も聞く。
重い債務や失業などで本当に困っている方も少なくないだろうが、その一方で、そこまでではない多くの人たちは本当に困っているのだろうか??
現代の日本人は、過去と比べれば物質的には信じられないほど豊かだ。
それほど裕福でない人の家にも、「これでもか」というくらいモノがあふれている。
自動車、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコン、固定電話、パソコン、ゲーム機、デジカメ、携帯電話、ビデオカメラ、ハイビジョンテレビ、ブルーレイレコーダー、デジタルフォトフレーム、・・・その他、キリがないほどいろいろ。
豊かなのは物質面だけではない。
24時間営業のコンビニが、はしごができるほどあふれている。
それどころか、ネットショップを使えば買物で店舗に行く必要すらない。
インターネットで、情報はタダで瞬時に手に入る。
スカイプでTV電話(この言葉自体が既に死語。。)も無料。
景気の気は、気持ちの気。
みんなが「この先暗いな」と思って買い物を控えると、企業にお金が入らないので、結果として個人の給料も増えない。
給料が少ないと、個人はさらに買物を控えてしまって、堂々巡りの悪循環だ。
失業や給料減などで、物理的に節約せざるを得ない面は、確かにある。
しかし、そういう物理的な原因だけでなく、人の気分が景気に与える悪影響は、バカにならないほど大きいのではないだろうか?
つまり、言い換えれば、みんなが気を明るく強く持っていれば、経済はもっとよくなるのではなかろうか?
「この先暗いな」と思ったところで、先が開けるわけでもない。
人につられて気持ちを暗くしたところで、いいことはひとつもない。
ちなみに何を隠そう、人事院勧告のおかげで、私も給料が減ってしまった者の一人なのだが(笑)。
[図解] 池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 (中経の文庫)
posted with amazlet at 12.06.09
池上 彰
中経出版
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