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DATE : 2010.06.28 (Mon) 17:01
君、中国ヲ侮ルコト勿レ!

諸国を旅しつつもここを訪れたのは初めてだったが、今回私は中国に圧倒された。

コピー商品や交通事情などに限らず、中国を露骨に侮辱する人々には「いかがなものか」と私は思う。
そんな私も、無意識的に中国の社会システムや製品などについて、相対的に低いものだという観念を抱いていたことは否めない。
しかし、私の中国に対する認識は、完全に覆された。


大きな地図で見る

 

大連は中国の東北地方にあり、日本と朝鮮半島の目と鼻の先にある港湾都市。
まず、近代的な高層建築の高さと数に圧倒された(写真では分かりづらいのだが)。
人口は600万を超えるというから、大阪市の2倍を優に超える。
よほど大きな都市なのだろうと思ったら、驚いたことに中国の中では30番にも入らない一地方都市らしい。
さすがに中国はスケールが違う。

 

ビルの高さと数だけではない。
すべての建築がそうではないが、開発が最も進んでいる地区ではカナダなど外国の建築家が手掛けているらしく、外観は壮麗。
ベンツ、アウディ、BMWやトヨタなど、高級車がよく目につく。
街のあちこちに建っているクレーンは、「この街はもっともっと大きくなる」と無言で語りかけているようだ。

 

24時間オープンのマクドナルド、スターバックスやバーなどがそこかしこにある。
食は一般に日本の味の方が洗練されているが、値段が半額以下のことを考えると、コストパフォーマンスは中国の方が高いのではないか。
食の安全まで考えると、その限りではないかもしれないが。

 

ゲームセンターもある。
ゲーセン好きの私が見るところによると、日本の最先端には及ばないものの、機種・数ともに日本の地方の小規模店には優に勝る。
これには正直舌を巻いた。

 

一方で、中国らしい露店もたくさんある。
肉や野菜をその場で調理していて、香ばしい匂いがあちこちでたちこめている。
ガヤガヤと大勢の人が、あるところでは椅子に座って、あるところでは立ち食いで、楽しそうに食べている。
とにかくエネルギッシュだ。

 

どこかで見たことのあるような看板やキャラクターもあるが、その辺はご愛敬か。



うわさ通りであったのは、交通事情や順番待ちの横入り。
道路では、文字通りひっきりなしにクラクションが鳴っている。
驚いたのは、車が大量にやってくるにもかかわらず、歩行者が悠々とそれをすり抜けて道を渡っていくことだ。
日本ではあり得ない。
歩行者が車にひかれそうでヒヤヒヤするのだが、私の数日間の滞在中では車同士の交通事故を1回だけ見かけた。
バスの切符売り場では、平然と横入りされて呆気にとられた。

私の先入観と違ったのは、治安が非常に良かったことだ。
街灯が少ないせいか暗いところもあるのだが、真夜中でも女の人が一人で歩いているのを見かける。
ガラの悪そうな集団は見かけない。
その意味では、西洋の都市よりよほど安全だ。
街中でときどき公安(警察)と思われる人に遭遇したのは、恐いというよりは安心に感じられた。
タクシーは一般に埃まみれでボロい。
運転手は、有り体にいえば服装が小汚く、無愛想だ。
しかし車体にメーターが付いていて、ボッたくられることもない。
GPSを持っているのでわかるのだが、変な回り道もしない。
「谢谢(ありがとう)」と言えば、明後日の方を見ながらも「别客气(どういたしまして)」と返す。

中国人は一般的に仏頂面で、会話も喧嘩口調のように聞こえるのだが、そんな人が別れ際に自然にスマイルをくれたりすると、逆に嘘のない温かみを感じる。
私は中国という国に、愛着を感じた。
住んでもいいと思った。

通りは汚れていて、モノは粗雑で、食物は洗練を欠く。
それにもかかわらず、中国には「ここの暮らしはもっともっと良くなる」という期待感が、至るところに充満している。
実際、中国の生活水準が今後上がっていくのは確実だろう。

最近、中国は「宇宙軍」構想を明らかにした。
また世界のスパコンランキングで、日本が22位に甘んじる一方、中国は2位と7位にランクインしている(2010年6月時点)。
これらの事実も考え合わせると、中国の勢いはとどまることを知らないようだ。

元々中国は早くから文明を築き、4000年の歴史を持つ大国だ。
我々日本はその文明国にならい、都市の造営や政治制度、文字まで輸入した。
その国が、この地球で繁栄を誇るのは、ある意味当然と言えよう。

翻って、我が国はどうか。
少なくとも私が知る限りでは、「ここの暮らしはもっともっと良くなる」という、希望や熱気に満ちた雰囲気は皆無だ。
ただ、表現し難い閉塞感が、この国の天も地も覆っている。
大連に行った後では、それを意識せずにはいられない。

彼の国に対して敵対感を持つ必要はないと思う。
しかし、もし日本が慢心を抱き続けるなら、それは非常に危ういという危機感を、ひしひしと感じた旅であった。

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