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DATE : 2006.11.05 (Sun) 23:38
最近は自分の研究、基礎医学実習、論文紹介の準備、共同研究の打合せ、専門学校の試験問題作成、トライアスロンのトレーニング、家事などで多忙だったので、なかなか日記も書けなかった。

1日(水)
アイアンマン西オーストラリアのツアー代金をネットで振り込む。トライアスロンのアイアンマンレースを完走し、「鉄人」の称号を得るため、5年前より準備してきた。いよいよその時が迫る。

4日(土)
swim 1,500mを29分25秒で泳ぐ。30分以内を脱初心者と位置づけ、当面の目標としていた。思いの他なかなか達成できなかったので、「やっとやった!」という感じ。

5日(日)
10:00 NPO法人・愛知市民教育ネットのW氏と会い、18日に愛知中学で開催予定の宇宙医学講座について打ち合わせ。宇宙について語る機会が与えられるのは、うれしいことだ。

16:00 9日~11日に鳥取で行われる宇宙航空環境医学会に参加するため、往復の切符を購入。今年の年次大会では、日本の有人月・火星計画や、宇宙飛行士の医学基準について口演が行われる予定。私が今後20年行くべき道について、示唆が得られるだろう。自分の目標に真っ直ぐ向かっていけるというのは、幸せなことだ。

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DATE : 2006.10.18 (Wed) 23:53
一昨日、職場の私の机の上に、一通の郵便が届いている。
日本宇宙航空環境医学会からだ。

封を開けて冊子を取り出し、パラパラとめくる。
今年の学会は、11月9日から11日までらしい。

「鳥取は遠いな。」
何気なくプログラムを見ると、そこには驚愕すべき内容が!

来るべき月・火星の有人探査と有人宇宙技術
 月・火星有人探査計画とJAXAの関わり
 月・火星有人探査時代の医学的課題

宇宙飛行士の健康管理について
ISS宇宙飛行士医学基準の現状


発表者は、日本の有人宇宙開発を担っているJAXAの方々。

これはつまり、日本の有人火星計画と、宇宙飛行士が満たすべき医学的基準について、知りうる限り詳しい内容が語られる、ということを意味する。
別の言い方をすれば、今後私が如何にして生きるべきか、という指針が示されるのだ。

鳥取に行くのは、時間も費用もかかる。
トライアスロンのトレーニング計画も若干の変更を余儀なくされる。
しかし、これに行かずして、他に何をしろというのか?

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DATE : 2006.08.31 (Thu) 23:54
先週の今日、小学校からの友人と金山に飲みに行った。
そのとき「天竜サイクル・ツーリズム」に一緒に出よう、ということになった。
友人から誘ってもらえるというのは、有難いことだ。
天竜川沿いに約80kmを走るコース。
12月3日の、アイアンマン西オーストラリアのトレーニングとして、ちょうどよい。

先週末は気象予報士試験の問題集を買いに行く予定だったが、実家に帰ったりテニスのイベントがあったりで、結局行きそびれた。
今週こそは入手して、来年1月28日の第27回試験に備えねば。

最近夜はニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った』を読み返している。
やはりニーチェはいい。
生きることの意味を思い出させてくれる。
もし生きることがより高みを目指す営みでなかったら、私にとって人生に何の意味があるだろう?

自分自身を克服し、超人への矢となること。
アイアンマン西オーストラリアと、気象予報士試験。
彼方へと渡っていく途中に、いま、私が通るべきところ。

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DATE : 2006.08.23 (Wed) 20:08
NASAが新しい有人宇宙船を「オリオン」と命名した(記事)。
老朽化が懸念されていた、スペースシャトルの後継機だ。



月へのミッションでは最大4人が乗船可能で、火星へも複数の乗組員の搭乗が可能になるとのこと。

計画が現実のものとなるとき、確かなこと。
「この世界の誰かが、月、火星に行く」
ということ。

その「誰か」になりたいとすれば、そのために必要な条件を考え、それを満たすべく努める、というのは、至極論理的だろう。

それが実現できると考えることが、如何に非論理的であっても。

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DATE : 2006.07.21 (Fri) 23:43
今朝はスーツを持って出勤。
14時からの学位授与式に参加するためだ。
式に参加しなくても学位記はもらえるのだが、一生に一度の儀式、せっかくだから出席することにした。

会場の会議室には、30人位が集まっていた。
「医学研究科長に名前を呼ばれたら、前に出て学位記を受け取るように」と説明を受けた。

誰がはじめに呼ばれるのかと思っていたら、なんと私の名前が一番に呼ばれて驚いた。
おそらく、出席者の中では修了の日付が早かったからだろう。

全ての出席者に学位記が渡された後、研究科長から
「学位取得おめでとうございます。博士号を取るまでは、長い道のりだったでしょう。苦労されてきたに違いありません。」
と、しばらくの間お祝いのスピーチがあった。

とてもありがたいお言葉だった。
式が終わって解散する頃、新博士たちは皆すがすがしい表情に見えた。

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Ken Takahashi

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大きな目標を目指したい。
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意志あるところに道はひらける
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