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DATE : 2010.12.21 (Tue) 23:58
昨日までの記事では、マスメディアの死について技術的な面から見てきた。

今日は、マスメディアが死ぬ運命にあることを、他の観点から見ていきたい。


マスメディアのマス(mass)とは、一般大衆という意味。

マスメディアが想定していた「大衆」とは、同じような関心を持った多くの人々、というような意味ではなかろうか?

私の感覚では、そんな「大衆」が存在したのは、20年くらい前までだと思う。


昔は、大晦日といえばみんな紅白歌合戦を見たものだ。

ところが今では、K-1やドラえもんなど、昔ではありえなかった選択肢が増えた

さらにネットやゲームなど、これまで大多数の人の娯楽だったテレビの他にも、人々の関心をひきつけるものが生まれた。


マスメディアが没落してしまった理由として、世間の関心が多様化したことは外せないように思われる。

マスメディアの仕組みは、「大衆」に同じ情報(番組など)を伝達すること。

大きい組織的な情報提供者が、大量の人のために単一の情報を作成して届けるという方法は、効率的ではあった。


ところが、人々の関心が多様化してくると、みんながそれぞれ違う情報を求めるので、マスメディアの情報伝達手段は機能しなくなる。

情報伝達は、細分化した人々の関心を、数多くの小口の情報提供者が満たすという時代に入ったのだ。

インターネットでは、それこそびっくりするほど様々なテーマについて、小さなグループや個人がブログや動画などの形で情報提供している。


みんなが野球や紅白歌合戦を見るというのは、牧歌的で幸せな風景ではあった。

人々の関心が多様化した今では、個々のニーズに合わせて情報が伝えられる。

それは、人類の進化の方向として自然なのかもしれない。

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