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DATE : 2011.11.03 (Thu) 23:23
萱野稔人編『最新 日本言論知図』を読了した。

この本は、今の日本社会を映し出す一枚の鏡だと言っていい。
扱っている題材は、政治・経済などハードコアな内容をはじめ、夫婦別姓、原発、医師不足、婚活、いじめ、スポーツ、アイドル、食の安全や萌えなど広範だ。
各題材について見開き2ページで、何が問題になっているのかが簡潔にまとめられている。

今日の日本社会について、個々の論点を厳密に捉えたいという人だけでなく、漠然と幅広く理解を深めたいという人にもお勧めの本だ。
全ページに目を通すのは気合がいるが、関心のあるところだけを読んでいってもいい。
おもしろいところでは非モテ、鉄ちゃん/鉄子、2ちゃんねる、ヤンキー論、占いなどがあり、どんな人でも自分に関心のあるトピックが必ずあるだろう。

私自身、今まで知らなかった世界の発見があり、世の中の理解が深まったと実感できる本だ。

最新 日本言論知図
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DATE : 2011.10.30 (Sun) 23:39
先日『フィンランド式頭のいい子が育つ20のルール』を読んだとき、フィンランドの子供はノートに絵をうまく使う、というくだりがあった。
そういえば、東大生などデキる人のノートには絵が効果的に使われているというのを聞いたことがある。
天才レオナルド・ダ・ヴィンチもスケッチがうまいことで知られている。

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そこで、子供がうまく絵を描けるようになる練習帳のようなものがないかと思って書店を歩き回っていたら、あったあった。
『おえかき博士 レベル1 (あきびんごの創造性を育てるドリル) 』。
見本に従って動物の絵を描くことで、絵を描く能力が養われるというもの。



早速子供(5歳)に毎日やらせるようにした。
この本の前書きによると、人は物事を言葉でしか考えることができない「ラジオ型」と、映像でも考えることができる「テレビ型」に分けられるという。
正直なところ私も絵には自信がないので、「ラジオ型」ということになるだろうか。

さらにこの本の前書きには、絵を描く能力というのは練習すれば誰でもある程度は向上する、とある。
よくよく考えれば、学校で国語や算数はかなりみっちり習うのだが、上手な絵の描き方というのは、あまり系統立てて習わない気がする。
私の生業である研究の世界でもアイデアは命なのだから、絵を描く能力というのはかなり重要だという気がしてきた。

このまま一生「ラジオ型」で終わってしまうのも何だし、子供に絵の練習をさせておいて自分は何もしない、というのも何だかなぁ、という気もする。
じゃあ自分も絵の練習をすればよい、ということでネットで探してみたら、あったあった。
『1日10分!〈描き込み式〉スケッチの基本練習帳』。
早速Amazonで注文した。

子供は無限の可能性を秘めている、とよくいう。
しかし、可能性を持っているのは子供だけではない、と私は思う。
人間には、まだまだ引き出されるべき能力が、それこそ限りなく眠っているに違いない。

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DATE : 2011.10.22 (Sat) 19:05
毎週土曜は、娘のダンス教室。
今日は私が車で送り迎えをすることになった。

娘を教室に送り届けると、1時間ほど空き時間ができる。
いま読みかけの『日本言論知図』を持って来たのだが、あまり気が進まない。
ぼーっとしているのも何だったので、音楽を聴くことにした。

グリーグのピアノ協奏曲イ短調。
私の魂とでも呼ぶべき音楽である。
出会ったのはかれこれ20年ほど前のことだー

その時、私は「この音楽を生涯愛し続けるだろう」と直感的に思った。
どこから生じてくるのか分からないが、不思議な確信がある。
毎日聴くのではなく、数カ月も聴かないこともあるが、気がつくといつも心の中にある、私のよりどころ。

20年経った今でも、それは変わらない。
心が洗われるような、魂がリフレッシュされるような感覚。
音楽を聴くことは、健康にいいらしいし、"no music, no life"という言葉もある。

たまには音楽を聴かないとね。

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DATE : 2011.10.10 (Mon) 04:42
『フィンランド式頭のいい子が育つ20のルール』を読了した。
日本人の学力が低下しているという主張には賛否あるが、OECDの学習到達度調査(PISA)で近年日本が順位を落としてきていることはよく知られている。
子を持つ親には看過できない問題だ。

この学習到達度調査で、フィンランドは総合1位で独走を続けている。
教育問題に対するフィンランド文部省のスピーディーな対応や、教育にお金がかからない制度、教師や親を尊敬する風潮。
政治・制度・風潮など、個人では如何ともし難い要因がある一方で、今すぐに実践できて、かつ大きな効果が期待できる方策もある。

テキストの選び方や「カルタ式学習法」、勉強する時間・場所を限定しないことなど、技術的な面ももちろん重要だ。
しかしつまるところ、何がいちばん子供の学力に影響を与えるかといえば、それは親の子供に対する接し方に他ならない。
子供は親を見て育つのだから、それはごく当たり前のことだといえる。

最も重要なことは、子供の希望を潰さないこと。
人間には無限の可能性があるが、子供ならなおさらのことだ。
その芽を「お前には無理」などといって摘み取ってしまうのがいかに有害かについて、日本ではあまり意識されていないように思う。

もう一つ大切なことは、子供の学力を上げようと思ったら、親にも相応の覚悟が要るということ。
例えば、子供に自発的に勉強をさせたいと思ったら、親自らも勉強する姿を示す必要がある。
親が本をよく読むなら子も本を読む、とはよく言われることだ。

そして、子供が自分でできることに手を出さない、ということ。
確かに日本の親は子供が困っているとすぐに助けてしまって、子供を甘やかすばかりか、成長の機会を奪ってしまってさえいる。
黙って見ているのは思いのほか忍耐力が要るものだが、子の成長のためには、耐えるべきところは耐えなければならない。

教師の相次ぐ不祥事や指導力の低下などもあり、この国では教育の尊厳が失われてしまっている。
では教師以外の一般人はどうかといえば、子育てには時間と金が「奪われる」という「リスク」がある、などと平気で言う。
よくよく考えるまでもなく、こんな状況でよい子供が育つわけがない。

子供を育てるということは、新しい人間を創造する、ということ。
何かをつくるということでいえば、これ以上にすばらしいものはない。
「人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。」という一見何の変哲もない言葉の中に、人間の暮らしの素朴な、しかし本質的なよろこびがあるのだ、と思う。


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DATE : 2011.10.09 (Sun) 09:50
『日本経済ヤバい!教科書』を読了した。

この本は、2009年4月17日の発行。
リーマンショックが起こって間もない頃に執筆されているので、その後に政権交代や東日本大震災などの大事件が起こったことを考えると、すでに一昔前のような感覚がある。
それでも、日本に限らず世界経済の大きな流れについて学ぶことができるという点で、読む価値のある本だ。

「巨大企業淘汰のトレンド」では、○立や○ALなど実名をバンバン挙げて、ニュースや新聞では知ることのできない裏事情を暴露しつつ、大企業が抱える問題を解説している。
「アングラ経済の見えざる手」でも企業名を出しつつ、不動産業界、暴力団と「黒い目の外資」との関係が語られる。
「資本主義は終わったのか?」では、大企業が儲かっても国民が幸せになれない理由や、今後ドル、ユーロ、元、円がどうなっていくのかについて、地球的な視野で述べられている。

余談ではあるが、私はこの本のイラストが好きだ。
洋風でポップな感じの人物描写、独特な髪のライン。
他の雑誌などでも何回かこのイラストレーターさんによる絵を目にしているのだが、残念ながら名前が分からない…

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