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DATE : 2011.10.10 (Mon) 04:42
『フィンランド式頭のいい子が育つ20のルール』を読了した。
日本人の学力が低下しているという主張には賛否あるが、OECDの学習到達度調査(PISA)で近年日本が順位を落としてきていることはよく知られている。
子を持つ親には看過できない問題だ。

この学習到達度調査で、フィンランドは総合1位で独走を続けている。
教育問題に対するフィンランド文部省のスピーディーな対応や、教育にお金がかからない制度、教師や親を尊敬する風潮。
政治・制度・風潮など、個人では如何ともし難い要因がある一方で、今すぐに実践できて、かつ大きな効果が期待できる方策もある。

テキストの選び方や「カルタ式学習法」、勉強する時間・場所を限定しないことなど、技術的な面ももちろん重要だ。
しかしつまるところ、何がいちばん子供の学力に影響を与えるかといえば、それは親の子供に対する接し方に他ならない。
子供は親を見て育つのだから、それはごく当たり前のことだといえる。

最も重要なことは、子供の希望を潰さないこと。
人間には無限の可能性があるが、子供ならなおさらのことだ。
その芽を「お前には無理」などといって摘み取ってしまうのがいかに有害かについて、日本ではあまり意識されていないように思う。

もう一つ大切なことは、子供の学力を上げようと思ったら、親にも相応の覚悟が要るということ。
例えば、子供に自発的に勉強をさせたいと思ったら、親自らも勉強する姿を示す必要がある。
親が本をよく読むなら子も本を読む、とはよく言われることだ。

そして、子供が自分でできることに手を出さない、ということ。
確かに日本の親は子供が困っているとすぐに助けてしまって、子供を甘やかすばかりか、成長の機会を奪ってしまってさえいる。
黙って見ているのは思いのほか忍耐力が要るものだが、子の成長のためには、耐えるべきところは耐えなければならない。

教師の相次ぐ不祥事や指導力の低下などもあり、この国では教育の尊厳が失われてしまっている。
では教師以外の一般人はどうかといえば、子育てには時間と金が「奪われる」という「リスク」がある、などと平気で言う。
よくよく考えるまでもなく、こんな状況でよい子供が育つわけがない。

子供を育てるということは、新しい人間を創造する、ということ。
何かをつくるということでいえば、これ以上にすばらしいものはない。
「人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。」という一見何の変哲もない言葉の中に、人間の暮らしの素朴な、しかし本質的なよろこびがあるのだ、と思う。


フィンランド式頭のいい子が育つ20のルール
小林 朝夫
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