瞼の痙攣

最近は、
　18日の宇宙医学講座（＠愛知中学）の準備
　26日の研究報告（＠職場）の準備
　28日の臨床神経生理学会の発表準備
　12月3日のアイアンマン西オーストラリアのトレーニング
などで忙殺されている。

今週のトライアスロンのトレーニング予定は13時間。
12月3日の「アイアンマン西オーストラリア」に向けて9月4日から開始した「13週間トレーニング」は、いよいよクライマックスを迎える。

疲労がたまっているせいか、今日は左の瞼がピクピクと痙攣した。
「レースが終われば、しばらくホッとできる」といいたいところだが、年明けくらいまでは忙しい日が続きそうだ。

仕事における出産

6月に書いた原稿が、ようやく雑誌に掲載された。
書いた時点では電子データだが、それが活字として印刷・製本されると、ズッシリと重みが感じられる。
やや難産だったので、感慨ひとしおだ。



今月から「基礎医学実習」で、一人の学部学生さんを担当することになった。
来年3月末までの6ヶ月間、一緒に研究を進めていくことになる。
有能な人材と見受けられるので、今後が楽しみだ。
この仕事も、「研究能力を備えた人材を生み出す」という点で、出産にたとえられるだろうか。

惨敗を勝利に

比較生理生化学会3日目、最終日。
午前に、口頭によるOHP発表の後、ポスター発表を行う。
1～2週間前から、学会賞受賞を目指し懸命な努力を続けてきた。

12時頃、ホールに100名ほどの学会参加者が集まる中、受賞者の発表があった。
発表者約70名に対し、賞の枠は2つ。
はじめは会長賞の発表。
少し息を飲んだが、呼ばれたのは私の名前ではなかった。
次は委員長賞。短い緊張の時間が流れたが、こちらも私の名前ではなかった。
私の発表にどれくらいの票が入ったかは知る由もないが、無力感を感じたのは正直なところだ。
高く投げ上げたものは、落ちるときの衝撃も大きい。

なぜ失敗したのかを分析することが、将来の成功を導く健全な態度だろう。
1. 準備が不十分だった
2. 研究の面白さをうまく伝えられなかった
3. 自分自身の売り込みが不十分だった
これらの反省点から学んだことは、学会発表以外にも広く応用が利くことだろう。

浜松出張：学会とネットカフェとジムとべんがら横丁

26日（水）
朝から学会のポスター& OHP作成に追われる。
もっと早く終わらせるつもりが、ギリギリの19時頃完成。

身近にA3サイズを印刷できる環境がなかったので、閉店間際のビジネスセンターに駆け込む。
A3光沢紙へのポスター印刷はできたが、予想に反してA4-OHPは不可。
やむを得ず他の方法を探さねばならない。
その後新幹線で浜松まで移動、22時過ぎにホテルにチェックイン。

27日（木）
比較生理生化学会初日。

朝9時に会場のクリエート浜松に到着、先日印刷したポスターを貼る。
今回の学会では、約70名の発表者の中から、2人が優秀賞として選ばれる。
あわよくばそれを頂きたい、というわけで先日より気合を入れて準備している。

「OHP原稿の印刷をせねば！」ということで、昨晩からネットで検索したり、電話で聞いたり、歩きまわったりと、文字通り奔走。
いろいろ調べた挙句、ネットカフェでインクジェットプリンターが使えることが分かった。
ヤマダ電機で買ったOHPシートを持ってFUJIYAMA CAFEに直行。
店内は落ち着いた雰囲気で、プリンタやPCなどの設備も最新で申し分ない。

昨晩から駆けずり回って、ようやく望みのOHP原稿が完成。

その後はホテルのスポーツジムへ。
ネットにはあまり情報がなかったのだが、こちらも設備は清潔で新しく申し分ない。

エアロバイクとトレッドミルで1時間半汗を流した後、シャワーを浴びてマッサージチェアでリラックス。
これで525円とはすばらしい。

22時過ぎ、「どこかうまいものはないか」と浜松駅周辺を探索。
「べんがら横丁」なるものを発見。

「ご当地の匂いがしていいかな」と思い、そのうちのラーメン屋「龍の家」で、生とラーメンを注文。
運動後のビールが実にうまい。
メインのラーメンもうまかったので、替え玉をたのんでしまった。

私の発表は、学会最終日の明後日29日。
OHP発表の練習は、明日するとしよう。

功名が辻

先週、自然科学研究機構のK教授より
　　「11月末の臨床神経生理学会で、シンポジストとして発表しないか」
と、お声をかけて頂いた。

シンポジウムでの発表は、通常の学会発表よりも格上だ。

戦国時代で言えば、功名を得られる戦への出陣を命ぜられた、といったところだろうか。
私の功名が辻である。

このような貴重な機会を与えて頂いたK教授に感謝。
そして、この戦に負けぬよう、十分に準備してかからねばならるまい。


NHKの「功名が辻」は面白い。
最近、頭の中でドラマのテーマ曲が頻繁に鳴り響いている。
そして、「自分の仕事の状況は、戦国時代で言えばどんな状況だろうか」と考えることがしばしば。

何を隠そう、義務教育時代は「社会」が一番苦手だった。
歴史が嫌いだったのだ。

今思うと、「こんなに面白いものがなぜ嫌いだったのか」と、我ながら不思議でならない。