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DATE : 2010.11.27 (Sat) 01:48
粘土板や紙に文字を書く技術が編み出され、この世に本が誕生した。

その本が絶滅してしまうことを、歴史上のいったい誰が予測したろう?


今年2010年は、電子出版元年といわれる。

アメリカのKindle(キンドル)から始まった電子書籍の端末は、シャープやソニーなど日本勢からも市場に投入され、普及しつつある(記事)。

ネットを介して書籍データをダウンロードし、ディスプレイ上に表示する電子書籍は、紙に印刷された本を無用の長物にしてしまった。


「本」というのは、コストがかかるシステムだ。

まず紙を作ってそこに文字を印刷し、製本する。できた本をトラックなどで輸送する。これを書店に陳列する。書店は店のテナント料を支払わねばならない。

電子書籍ではこれらのコストがまったく必要ない。


本は、手に入れるのに手間がかかる。

書店は普通24時間営業ではない。仮にそうだとしても、書店までわざわざ行かなくてはならない。

しかも、書店に目当ての本があるとは限らない。洋書の場合は、取り寄せるのに数ヶ月かかることすらある。


さらに、本は空間を占拠する上に、重い。

図書館がなくなってしまうのはちょっとさびしいが、部屋の本がなくなると、結構広い空間が開放される。

引越しをすると、本がいかに場所をとって重いかということが、よくわかる。


24時間、場所を選ばずワンクリックで瞬時に書籍が手に入り、かつ場所をとらず軽いのなら、そっちのほうがいいに決まっている。

カッコいい話ではないが、私は「もしドラ」をトイレの中で買った。

iPhoneで本を探してクリックしダウンロードする手順が、本当に簡単だ。しかも、本の読みやすさはまったく問題ない。


出版社の権益保護などの障害のため、本の電子化にはもう少し時間がかかるだろうが、それはもう時間の問題だ。

紙の本は、贈答用など特殊な用途でしか用いられなくなるだろう。

書籍に関してだけいえば、我々はすでにスタートレックの世界を実現してしまった。

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★無題
NAME: いっせい
SFの世界が次々と現実化されていきますね。
スマートフォンを持たない私は指をくわえているだけですが。
取り残されたくはないですね。

応援ポチ。
URL 2010/11/27(Sat)16:37:40 編集
[Ken Takahashi] Re:無題
韓国では、電子教科書プロジェクトが進んでいるようですね。
【2010/11/27 22:25】
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Ken Takahashi

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