編纂作業

「宇宙飛行士試験」新エピソードのための資料収集をした。
たった一人の人間のこととはいえ、何だか歴史の編纂をしているような感じ。
明日は朝から掃除なので、そろそろ寝なくては・・・

原発：うんち、おなら？！

昨日の記事でも紹介したように、東北関東大地震の発生直後はアメリカをはじめ中国、韓国、EUなど世界各国から震災で痛手を負った日本に心からの応援の声が寄せられた。
日本人として大変嬉しいことだ。
我々日本人は、海外の友人達の気持ちをしっかりと受け止めて、必ずや復興を成し遂げなければならない。

しかしその一方で、福島原発の放射能漏れが国際的に大きな関心になっているらしい。
例えば、フランスや韓国などでは日本から入国する人に対して放射線検査を行っているという。
また、アメリカでは日本から放射能が到達する可能性について一部で議論されているとか。

確かに3月18日現在で福島原発の放射能漏れは予断を許さない状況にあるが、最悪のケースを想定しても、海外で自国に到達する放射能の影響を議論するのは無意味と言っていいだろう。
なにせ、日本国内の東京ですらその影響は非常に軽微だ。
海外での放射能騒ぎは風評被害の相を呈してきているが、そのうちのいくらかは放射線科学に関する正確な知識の欠如によると思われる。

ツイッターでおもしろい動画を見つけた。
原発から出る放射性物質を「うんち」や「おなら」に見立て、3歳児でも分かるように説明している。
科学的に十分な解説とは言えないが、それでも子供などが「げんぱつってなに？」と考えるとき、可能な限り「正解」に近く、非常に分かりやすいイメージを与えることは間違いないだろう。



うちの4歳と2歳の娘たちはこれが気に入ったようで、「もう1回見せて!」と言っている。

震災6日後

今日も世界の人々から、日本への応援が届いている。

求められる限り日本支援＝米兵被ばく続く―海軍

米、南米日系社会で支援本格化　「人ごとではない」

中国世論「日本助けよう」ネット調査８３％

「日本を助けよう」韓国で日本への募金活動が活発化―韓国


甚大な災害にあっても挫けない日本人に対し、賞賛の声が聞かれる。

大惨事にも「泣きわめかず」…被災民とメディアの冷静沈着を称賛＝韓国

岩手でシー・シェパードが震災・津波に遭遇…「日本人は親切だった」

被災者の方々は飢えと寒さに苦しみ、街は崩壊し、原発はまだ予断を許さない状況にある。
しかしこんな時だからこそ、日本人としての誇りを持って、必ずやこの国を復興させよう。
今ほど私たちの結束が必要な時はない。

未曾有の国難

「仙台市で被災した者です。電気が復旧し始め、TVでマスコミの被災者へのインタビューを見て愕然としました。人の悲しみ、苦しみを増長するためのものにしか見えません。なんのため？誰のため？このギリギリの状況で欲しいのは希望です。なのにマスコミが私達に与えているのは絶望でしかないじゃないか」 Twitter @Kchang40


常々思うことですが、マスコミは悲観的な事実や政治家・官僚叩きなど、ネガティブなことに集中し過ぎですね。

死者・行方不明者を発表するのはもちろん必要なことですが、その一方で、10,000人近い人が助けられているのも事実です。

危険をかえりみず、自分たちに批判を浴びせる人をも分け隔てなく救助する自衛官の方々の活動が、もっと広く知られるべきではないでしょうか。


話は変わりますが、TwitterやFacebookで、外国の人たちがとても暖かい励ましの言葉を掛けてくれています。
また、日本とは直接関係のないスペインのサッカーのセビージャvsバルサ戦で、「頑張れ、日本！僕らは君と共にいる」という、とても勇気を与える横断幕が張られました。

被災地で、離れ離れになっていた家族と再会した方が、
「生きていてくれただけでいい！」
とおっしゃっていました。

そのような状況で語られる言葉だからこそ、魂の奥底から響く重みがあります。
人間というのは、極限の状況でも他者を思いやる存在なのだと改めて思わされました。
「未曾有の国難」のいま、自分にできることは何かを考えて実行したい。

求む：安否情報

Facebookの知人から、以下の2名の方の安否確認を依頼されました：


氏名：たかはし　けん
年齢：36くらい
住所：仙台

もしかしたら、名前は「けんいち」や「けんたろう」かもしれません。
現在は仙台在住でない可能性もあるとのことです。


氏名：たかはし　ちから
住所：仙台市宮城野区五輪

この方は「たかはし　けん」さんの父と思われます。


もし何らかの情報がありましたら、提供よろしくお願い致します。