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DATE : 2011.01.11 (Tue) 01:48
4歳の娘が「6歳になったら、ママと一緒にテニスがしたい」と言った。

私は少し考えたが、「6歳になるまで待たなくても、今すぐできるよ」と返した。

思い立ったが吉日。なにもわざわざ2年間指をくわえて待つ必要はない。そのことを教えたかった、というのもある。


2歳の娘も巻き込んで、早速近所の公園でテニスを始めた。

とはいえ、ラケットを握ったこともない子供が、いきなりポンポン打てるようになるわけではない。

まずは、右手でラケットを持って、投げたボールを打ち返す(というよりも、ラケットのどこかに当てる)練習を始めた。


2歳の娘もなかなかやるもので、当たったことを褒めてやると、集中して「レッスン」を受ける。

ところが、私の代わりに家内が「コーチ」をすると、途端に砂遊びを始めてしまったようだ。

家内はそれがなぜなのか、とても不思議がっていた。


子供にしろ大人にしろ、生徒が指導者の指導についてくるかどうかを決める、決定的な要因がある。

それは、「期待に満ちた雰囲気」

指導者が生徒に対し「私はあなたの能力を信じている。私はそれを引き出したい」という態度で接するとき、生徒は最大限の能力を発揮する。これは、指導者を上司に、生徒を部下に置き換えても成り立つ。


2歳の子供でも、その雰囲気をすぐに見抜く。

あるいは、子供の方がその雰囲気に敏感なのかもしれない。

テニスにしろピアノにしろ、子供がどの程度まで習得するかは「神のみぞ知る」だが、親としては子供の能力を信じてやりたい。それは、人間の潜在的な力を信じる、ということでもある。

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私は、映画「The Matrix」が大好きだ。サブタイトルは「Believe the unbelievable」。日本語では「なぜ信じない?」という訳が当てられていたと思う。

主人公ネオは、最初は何も信じることができない人間だった。つまり、何事に対してもunbelievableであった。

ところが、彼の能力を信じる指導者モーフィアスに導かれ、自分に秘められた力を信じる(believe)に至る。この映画には「心の中に作ってしまっている限界の壁を取り払え」という、強烈なメッセージが込められている。


人間、自分の能力を過小評価してしまうことがままある。

自転車に乗るときや着替えの時など、子供が「できない!」といって泣き出すことがしょっちゅうあるが、「こうすればできるよ」と言って冷静に行うことを促すと、あっさりできてしまったりする。

それは、心の壁(boundary)が、取り払われる瞬間だ。そして、これは非常に重要なことだが、そんな壁は物理的には存在しない。自分が勝手に作ってしまっているだけである。


子供たちには、銃の弾丸をよけろとまでは言わないが、自分の力を信じられる人間にはなって欲しい。

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